いつの日か村岡ダブルフル100kmでサブ10目指す勇者の記録

[寄稿]スピンオフ・Rくんの村岡66キロ完走記


ブログ村岡勇者への道をご愛読の皆様、はじめまして。Rです。
勇者の「冒険の書」を読まれた後には退屈でしょうが、一般人もここまで行けた!というのを文字に残します。

勇者となった彼(私は局長と呼んでます。スキー仲間。)が120キロ挑戦を決めた日から

勇者には仲間が必要!一緒に村岡走ろう!パーティーを組んでくれ!

と誘われ煽られ絆され騙され?て、半ば強引に仲間に引き入れられ66キロにエントリーしました。

スペック
175センチ74キロ ガッチリ系デブ ラン歴4年

持ちタイム
フルマラソン 4回完走 全て5時間超
ハーフ 出場多数 1時間56分
10キロ 2回 55分
リレーマラソン 1区3キロを11分ちょっと

持ちケガ
左膝前十字靭帯断裂・再建2011
左膝半月板損傷2015~、右も同様の痛み2017~
椎間板ヘルニア2015~

大会直前にひざやら腰やら悪化する傾向にあり、毎回完走だけを目標に走ってきました。ケガが怖いので練習量もほどほど。痛みが出るまではそこそこ走れる。
そんな鈍足初心者ランナーがウルトラ挑戦、しかも村岡。そんなむちゃな。

村岡ダブルフルウルトラランニング。山岳マラソン西の横綱。調べれば調べるほどビビる、焦る。100キロ完走者きょくちょからたくさんの経験談・対策を授かるも余計ビビる。

6月初めの黒部名水マラソン完走後、休足期間をおいて
本気で練習始めたのは7月から。
週末ごとに六甲・宝塚の山を走り、坂道耐性だけはつきました。
本番2週前、一二峠・蘇部岳の試走にも行きました。走ったのは25キロほどですが、百聞は一見に如かず。イメージが具体的になりました。


<スタート前日>
局長とほぼ一緒。本家を読んでね。
違いは購入した靴が膝にやさしいアシックスのニューヨークなくらい。
あった、私のトピックス。
一二峠試走で紛失したサングラスが、なんと峠のてっぺん一二峠御廟に奉られてたこと。お賽銭を置いてありがたく持ち帰りました。何らかの御利益を授かったことと思います。今後『無事かえる』の御守りとして大事にします。
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<完走記>
ここから本題。
本来66キロのスタートは120とは違う福岡というところ。
スタート時間も120は5時、66は8時。
宿の朝食もそれに合わせて120は3時、66は5時だったのですが
ここまできたら勇者のスタートを見届けたいじゃないですか。
宿の主に「66ですが100扱いとして下さい!」とお願い。
120の局長と同じスケジュールで行動しました。

スタート前に局長の村岡仲間とご挨拶。
ゲート近くに陣取りスタートを見届ける。
5時!
行け!局長!!駆け抜けろ!ウルトラランナー達!
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5時30分
66キロスタート地点行きの全但バスが連隊で到着。1番バスの第1乗客で乗り込み福岡へ。
兎塚小到着は5時45分でしたでしょうか。夜も明けました。
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体育館のカギはまだ開いてません。スタッフさんのミーティングが終わるより先に選手が到着したようです。入場待ちの列をよそ目に先にスタート地点を見にいきます。

すると意外にもスタートゲートにエアー投入中。コース分離のカラーコーンすら立ってません。スタート設営もこの時間から始めてるんですね。もしかしたら、さっき見た120・100・88のゲートを持ち回りで設営してるのかも知れません。このあと44にも行くのかも。

さて、体育館に戻ると更衣室が開放されてました。外は若干肌寒い。8時のスタートまで2時間。荷物預けもギリギリにして長袖で休息するのもいいかも知れません。

が。
私にはミッションがある。

66キロスタートの福岡は、120・100の24.5キロ地点です。スタート前の66選手の横を、120・100のランナーが大歓声を受けながら駆け抜けるのです。

120キロに挑む局長にジェル・サプリを渡す、私設スペシャルエイドを任されているのだ。極力軽量で走るために各ポイントにその時必要なアイテムを分散させる局長の高等戦術。8時までのんびり準備してたら局長が通過してしまう。渡せない。大会マップには親切にも各エイド欄に先頭通過予想時間が書いてます。
福岡6:45。
せっかくだからトップ選手の走りを見よう、応援しようと準備をすませ走れる状態で6:45にスタート地点へ行きますと、さっきは何もなかったところにゲートが立ち、大会本部がアナウンスをし、エイドにはボランティアさんがスタンばってます。おぉ、仕事が速い。準備のできた66ランナーも少数ですが並んでます。
それどころか…もう120のランナーが走ってんじゃん!速いよ速すぎるよ勇者候補達!
マイクを持つ実行委員長ベンチャンも今年はいつもより早いなーと言うてらっしゃる。
トップを見れなかったのは仕方ない。局長は、局長はもう行ったのか?ちょい焦る。
周りの方にきくとまだ通過は5人とのこと。多分大丈夫だろう。局長そこまで飛ばしてないはずだ。

宿で仕込んだチラシの裏に書いた即席応援プラカード
[ 勇 者 になれ ]
[ きょくちょ! ]
これを掲げて出迎える
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待つこと十数分、局長の120キロ相方のTさんが通過。あら、一緒じゃないのか。局長遅れてるのか?
さらに数分……。
来た。局長来た!手にピザを持って!!(本編参照)

ピザお待ちぃぃ~~!

24キロ走ってきたと思えぬ力強い声が福岡に響く。
どっと湧く66ランナーとエイドのおばちゃん達。
福岡に笑いと冷めたピザを届けてきょくちょは去っていった。
頑張れきょくちょ。おれもこれから頑張る。


はっ、こんなにたくさん書いてまだおれ走ってない。

いよいよ8時、66キロの部スタート。

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スタートしてすぐにカーブと上り坂。いきなり歩く方も多い。
ここは予習通り。腰を落として力強く早歩きで進む。
斜度がキツいので周りの頑張って走るランナーと比べても、実はそんなにスピード変わらない。しかも断然ラク。

先日の試走で学んだこと。上りをゆっくりし過ぎた場合、ひざに不安がある私は下りを飛ばせないために、トータル時間がかかりすぎてしまう。試走では第2関門蘇部岳展望台~第3関門蘇部小城まで制限設定通りに90分かかってしまった。それも疲れてない状態で。これはまずい。

本番の戦略。序盤で体力温存はせず、貯金時間をつくる。どっちにしても走れない上りは積極的に歩く。出来る限り早足で。歩幅は普段通りで回転を速く。シザースの要領で後ろ足を素早く前へ。

バラけずほぼ団子のまま集団は和池の私設エイドへ。道も狭いからかエイド前は大混雑。
まだまだ元気、スルーして行くぜ。引き続き登る。早足で登る。
500mほど進んだところで数人引き返している。なんだどうした。何か聞こえる。

「貝殻の御守りもらい損ねた」

はーーっ!さっきの所がそうだったのか!

村岡名物おばあちゃんの手作り御守り。すっかり忘れてた。おれも貰いそこねた。ショック。
泣く泣く諦め歩を進める。来年もらおう。いや来年出るのか?まだ5キロも走ってないのに?答えはあとだ。先へ進もう。

冬は毎週ハチ北スキーヤーの私、ここらへんはよく知る地域のはず。ですがコースは巧妙に車道の少し脇道を通り、初めての道ばかり。まして徒歩なんて初。
ようやく知ってる建物が登場、2キロ地点リゾートヴィラハチ北。私設エイドでジュースや梨を振る舞ってくれていた。ここでマイカップをコカ・コーラ柄のBIGサイズに交換する。ありがとうハチ北、また冬に来ます。
その後一瞬だけゲレンデ駐車場への道を通る。非常によく知ってる景色、ここってこんな急坂だったのか。車って便利な乗り物ね。自動車業界にも感謝。

ここから初の本格的下り。youtubeで学んだ金さんのペンギン走りを試してみる。両腕を後ろに伸ばして~
キーーーン、このポーズはペンギンよりアラレちゃんだな。
速い。めっちゃ転がってスピード上がるが結構安定してる。
予想外の下りでゴボウ抜き。ええぞ行けるぞ。
前のめりにコケて流血の惨事は避けたいので少し緩める。

下りきったらいよいよ大ボス蘇部岳登場。
120・100では44キロ地点ですが66ではまだ10キロ。
アリアハン出たばかりでボストロールに挑む気分。いや体力残ってる分有利なはず。
試走では車で通った激登りを早足で歩く。走ってる人はほんの数人。登りは確かに急だけど六甲山のほうが辛いな。おれが体力ついたのか。

写真スポット女郎滝はスルー。どんどん登る。
ここをお読みの方ならご承知の通り、蘇武岳・一二峠には出場全選手のネームプレートがしっかり立てられていました。これだけたくさんのランナーが一緒に走っているんだな、この峠と戦ってるんだなと思うと力がでます。辛い坂では一番の応援です。
知った名前を見つけると嬉しくなったりするのですが、局長の名前がない。ははん抜いていったな。ネームプレート持って走ってるのか。何グラムの軽量化のためにアイテムを分散させてるのにデカいプレート持って走るとは。それともプレート持って走るために軽量化を図ったのか。どっちにしても局長らしい。

10:33
第2関門蘇武展望台 到達

予想よりはるかに早い。2時間はやい。でも元気なうちに進まないとどの道へばる。それは42.195キロで経験済。行けるとこまで前へ前へ。積極的に進む。
展望台から少し進むと最高標高地点。そこから緩やかな下り、、と大会マップにも標高図にも書いてますが、
真っ赤なウソ!
地図にない上りが3度4度と襲ってきます。

 のぼりA が あらわれた!
 のぼりA は いきなりおそってきた!
  ヒラリ
 だが Rは みをかわした!

下調べなしで急に襲われたらダメージ食らいますけどね。2週間前に予習してます。来るとわかってたら対応できる。どんどん登ってまた下る。
特筆すべきは1週前の9/17台風被害。コースも大きく荒らされたと聞きましたが、関係者の熱意と努力のおかげで、走るのに全く問題なく整備・清掃されてました。心より感謝いたします。

12:27
第3関門蘇武小城到達。

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制限時間からの貯金1.5時間。
これなら完走できる。初めて自信が持てた。

小城からの激上り激々下り。試走ではクルマで通った道。クルマが落下していくかのような激下り。タイヤ踏み外したらJAFでも救出不可。これは脱輪ではなく転落ですよ。

この辺りから全身着ぐるみのパンダちゃん♀と話しながら走る。村岡8回目の出場だそうだ。聞けばツキイチで村岡練習会というのがあり、知り合いのランナーさんがたくさんいるのだとか。村岡仲間が広がるって羨ましいな。
あれ、おれ村岡の魅力にはまってるぞ。

しつこ過ぎる激下りでひざに負担が。
左ひざ内側に筋肉ではないアカン系の痛みがきた。痛みに耐えてる余裕はないのだよ。迷わずロキソニン投入。
こんな急坂ではスピード要らない。後ろ向きで降りてみたり。横歩きで降りてみたり。ペンギン走り封印。さよならアラレちゃん。

恒例のフェトジェニックな写真も撮りましたよ。初めてですから。
これです、これ。
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13:47
大エイドいそう会館
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ここで初めて局長の動向を知る。
12:22 長楽寺ナウ
早いな。このペースだと110キロ折り返しで会えないかも。
昨年の局長経験談でガーミンもスマホも11時間持たず電池切れしたそうだ。今年の私はスマホ延命のためRunKeeperを回したあとは機内モードで節電して走ってたのだ。マメにメールチェックしなかったので確認が遅れた。小城は電波なかったし。
VespaHyperをのんでペースをあげる。書き忘れてましたがスタート前とその後2時間ごとにVespaHyperを投入してました。Vespaは体内脂肪をエネルギーに変換するそうです。あるよ、脂肪。たっぷり。プロポリスの刺激がありますがわたしは苦手じゃない。脂肪を蓄えてる方にはオススメ。

やがてフラット区間がおわり、長楽寺を見上げる。もうたいがい坂登ったけど、まだまだ坂。可能な限り力強く歩を進める。まだへばってないぞ。長楽寺手前で、よなきやTの応援団からレッドブルを頂く。キャッチコピーどおりに羽がはえました。感謝。

14:03
長楽寺到着。荘厳。ありがたや。
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村岡高校生がたどたどしくも一生懸命はたらいてくれている。お茶を汲んでくれる。おはぎを運んでくれる。きなこ餅もくれる。お茶のおかわりも勧めてくれる。もうオッチャン泣きそうになる。
本当に一瞬、レースを忘れて寛いだ。真の休息。
見送ってくれる僧侶と高校生に深く礼をしてリスタート。
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長楽寺からあけぼの山荘まで。
ここ9号線春来トンネルの上を越えてるんですね。試走で唯一見てない未知の区間。この峠が一番不安でした。精神的にも肉体的にもきつかった。いつまで続くのよ坂。おれにとって表のラスボス・バラモス。
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15:21
あけぼの山荘到達。
ここまで書いてませんでしたが、全てのエイドで、トマトぶどう梨プリン素麺おにぎり梅干し塩塩飴カステラあんぱん、たくさんの補給食をありがたく頂きました。心より感謝。
そしてあけぼの山荘ではカレーを頂く。2杯味わう。旨い。
事前勉強では人によっては胃腸にダメージがくるとリバースや”大”で体力消耗したりタイムロスに繋がるそうです。しかし私、ランよりもスキーよりも自信があるのが消化力。内臓系トラブル一切なし。なんなら"大"もスタートまでに4回転在庫一掃セールしてきましたよ。
そんなわけでカレーとBCAA投入でエネルギー回復。残りは20キロ。

あけぼの山荘からはゆるい下り坂。
すると、なんということでしょう。足が上がるではありませんか。(BGM:大改造劇的ビフォアフター)
 なんやこれ!走れる?ヒャホーー
思わず歓喜の声をあげると抜かしたお姉様方から
 ええなー羨ましいーがんばってー
などとお声掛け頂く。
 こんなん言うて少し先で止まってたらゴメンね~
なんて会話を楽しみつつ、再びペンギン走りで駆け降りる。おかえりアラレちゃん。キーーン

長坂エイドでお好み焼きを2つ頂く。
もう自身の完走は確信した。

残る最後のクエスト。

局長にもう一度会う。
勇者の道ラスボス一二峠3連発に挑む局長に直接エールを送る。
そのためにパーティー組んだんじゃないか。エントリーしたんじゃないか。そのために暑い夏山毎週走ったんじゃないか。一二峠までもう坂ないはず。ペースをあげる。

その間、局長からの短信
 14:24 ほい1
 15:53 ほい2半

微妙かも知れない。間に合わないかも。でもあきらめませんよウルトラランナーは。沿道のキロ程が残り表示にかわる。残り13キロ。110折り返しのコーンまであと3キロ。ペースを落とさず走る。むしろ上げる。

見えた。大きな赤いコーン!110キロ折り返し地点。
そしてこちらに向かって走ってくる人が。
オレンジたすきは勇者の印!
勇者だ!かっこいい!そして速い!
 頑張れー勇者ナイスラーン
自然と大きな声がでる。

ここでポケットから朝の応援プラカード(チラシの裏だが)を取り出す。
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胸に掲げて走る。続々向かってくる勇者に声援を送りながら。
局長は。局長はもう折り返したのか?

そして。
きた。ブルーのウェアの2人。局長とTさんが見えた!

 きょくちょー!間に合った!

口を付いて出たのは安堵の言葉でした。

 Rくん大丈夫ー?
 大丈夫ー!
 イケルー?
 イケルー!

短い会話で互いの無事と奮闘を確認する。あっという間に追いつかれそうだな。

ついにラスボス一二峠の登り。
もうここからは勇者の応援に徹する。
勇者挑戦が20年に1度なら、それを応援できるのも20年先までないんだから。
持っている応援プラカード(チラシの裏だが)のきょくちょう部分を折り返して
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たすきを掛けて最後の折り返しに向かう勇者に大声で応援する。
 勇者頑張れー
 勇者ファイトー
 もう下りおわるよー
 ラストがんばろうー
 いけるよー
 勇者になろう!

笑顔で手を挙げて応えてくれる勇者たち。
中には胸の応援プラカード(チラシの…)を指差し
 勇者になるよー!
 応援ありがとう!
 わぁうれしい!
喜んでくれる方も。こちらこそ嬉しい。

ほどなくブルーの2人が後ろからやってきた。笑ってる。おれも笑みが出る。
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 おれらも歩くで。
長いコースの中でごく僅か、勇者2人と私の3人並んで登坂する事ができた。

あなたと越えたい一二峠
石川さゆり

走った私はわかる。
ちょうどこの時、目の前に居たのだから。あの方が。
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斜度が緩んだところで2人はまた掛けていった。
欲を言えば一緒に走って勇者誕生の瞬間を見届けたかったが、残念な事に上りの脚がそこまで残っていない。ゴールで会おうと声を掛け合い、また勇者の応援登坂を続ける。

残り4キロ。最後のエイド一二峠のてっぺん。
コーラを飲み干し、長く一緒に走ってきたコカ・コーラ柄BIGcupとさよなら。
『無事かえる』のお礼を一二峠御廟にして深呼吸。
あとは坂道転がるだけや。行こう。

と、思ったら
……泣けてきた。
これか、これが経験者が皆いう 感動 か。

最後の下りで脚壊したら悔やみきれん。抑えて抑えて。
と思う気持ちとうらはらに、脚があがる。ペースがあがる。
どこに残ってたんやこの底力は。

沿道の声援が増えてきた。ゴールが近い。
こんなにレースがおわることを惜しく感じるなんて。
旗を振るばあちゃん達に応える
 皆さんお元気で。また来年きます。ありがとう!

あぁおれいま来年くるって言ったな。88キロかな100キロかな。また六甲山走らなあかんな。

そんな思いを巡らせながら自身驚きのキロ5分で最後の右カーブへ。そこに応援する家内を発見。ベビーカーには娘。
でも飛ばしすぎた。止まれない。手を挙げて感謝を伝えた。早くゴールして会いに行こう。

18:01 66キロ
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10時間01分でゴール。
出来過ぎだ。日没を覚悟してペンダントライトも持ってきたのに。いらなかった。

家内と娘の元に向かう。笑おうとしても止まらない涙と嗚咽姿を写真に撮られる。2歳の娘はまだよくわかってないようだ。父ちゃんガンバった。

そしてすぐ局長を発見。互いを称えあい固い抱擁。
汗だくのオッサンが躊躇なく抱き合うなんてこの時だけでしょう。
おめでとう局長。頑張ったおれ。

Rくんの村岡66キロ完走記

おしまい



《番外編》
ランナーの皆さん走ってるあいだ何を考えてますか。
痛いとき苦しいときどんな事思いますか。
私この66キロの間、ずっと考えてました。


娘の名前。


10月中旬に下の子が産まれてきます。
家内は臨月の大きなお腹で、150キロ運転して来てくれました。2歳の娘を連れて応援に。
感謝してもしきれません。もっと辿れば、臨月になるとわかっているのに村岡エントリーを許してくれました。応援してくれました。夏の山練も毎週行かせてくれました。ありがとう母ちゃん。

娘の名前は即採用とはならず……継続審議中です。
ただ言ってました。
 ほいちゃん とか とうげちゃん じゃなくて良かったって。


ほんとにおしまい

長文失礼しました。書くとすればまた来年。


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by 1080gun | 2017-09-28 06:27 |
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